みなさま如何お過ごしでしょうか?
今週に入り、やっと寒さの厳しさを感じ始めている管理人です。
いよいよ12月となり、今年も押し迫って参りました。
さて、今回は、先月三次市内某所で開催しました三旧研例会の報告をします。
第4回目となる例会では、考古地質学研究所代表の柴田喜太郎氏をゲストとしてお招きしました。
テーマは「下本谷遺跡と三次・庄原の旧石器文化に係る諸問題」に関して。
自然科学の研究者である柴田氏からみた見解を伺おうと、三枝代表を中心に柴田氏へ質問を行うという形式で行われました。
特に石器の年代決定において、最も重要となる火山灰の年代測定に関しての疑問が、柴田氏に多く投げかけられていました。
理科系の事となると、とかく分からない事ばかりで、敬遠しがちなのが日本の考古学の現状のように感じています。また、今回は、お聞きしきれなかった事も多々あったようです。
今度は、もっと勉強を深め、いろいろと質問できるようになりたいな。と感じた管理人でした。