今、広島県北では中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う発掘調査が随時、各所で実施され、大きな成果を挙げているようです。
この発掘調査を手がけているのが、財団法人広島県教育事業団埋蔵文化財調査室です。
今回は、上記の調査室と庄原市教育委員会の主催で遺跡調査報告会が催されるとの情報を得ましたので、ご紹介します。
この遺跡調査報告会は、調査室が実施している横断道関連調査のうち、特に庄原市口和町での5遺跡の成果について報告されます。
今回は、旧石器時代から奈良時代にまでわたる様々な時代の遺跡が調査対象となっています。
なかでも三旧研としましては、旧石器の散布地であり、黒曜石や水晶の剥片が発見された向泉川平(むこういずみかわひら)1号遺跡の発表が楽しみです。
では、日時・会場について触れておきます。
日時は平成20年7月26日(土) 13:30~15:00
会場は庄原市口和町にある口和文化ホールヒューマンライツ(庄原市口和町向泉) だそうです。
なお、詳しくは、財団法人広島県教育事業団埋蔵文化財調査室のホームページをごらんください。
http://www.harc.or.jp/gyouji/index.htm