2008年9月17日水曜日

下本谷遺跡世界遺産登録について!?(その2)

↑↑↑まったく何を考えているのだろう、と呆れた皆さまにご報告です。

この時期三旧研の代表が遠方へ出掛けると台風が来ます。
まぁこれも私が勝手にジンクス化して笑っているのですが、ゆっくり西日本に向かっているそうなのでご注意ください。

さて、前回の続き・・・。世界遺産についてです。
 
世界遺産にしたい!とは言っても、別に下本谷遺跡の旧石器に「最古」と付けようなどとは考えてはいません。
また、“古いからすごい…”なんて主張をしたいがために世界遺産を持ち出した訳ではないことをご理解ください。

というより、まずは『どうなんだ?』とより多くの研究者の方々に問いかけたいんです。

私は、認識の無いまま日々文化財が壊され続けている絶望感を、少しでも前向きにしていくために下本谷を砦に「戦う」のではなく(笑)、勉強したいと考えているんです。
ただし、下本谷の旧石器は本当にかなり古そうだと思いますので、今後、当三旧研で下本谷や備北地域の旧石器をどう捉えていくのか、会員ながら期待しています。

世界遺産暫定リストは、推薦された遺跡の価値を幅広く比較研究するために用いられているそうです。
地元の方々は勿論、皆さんの心のリストに登録していただけたら嬉しいです。
つづく ○