2008年4月15日火曜日

石器実測勉強会

 ううっ、みなさまこんにちわ・・・
 なぜ、こんな登場なのか?ですって?
 
 はい、実は今日の仕事中に腰を痛めてしまいまして(とはいっても、筋が伸びた程度なのですが・・・)、何をするにも無理利かず、非常に困っております。
 体が資本の私の仕事。しかし、そういえば最近ほとんど運動していなかったんですよねぇ。
 
 表土剥ぎ 慣れぬ手掘りにゃ 気をつけよう   by管理人

 そうなんです。車社会にどっぷりつかり、気づけば怠けた体に・・・。いかんいかんと言い聞かせ、最近話題のメ○ボにならぬよう心に誓う私でありました。

 さて、いつものくだらない前置きも思い出したところで、本日の話題をお送りいたします。(まじめにご覧いただいている皆さん、ごめんなさい。)

 先日は、三次市三良坂町田利・皆瀬地区の踏査活動について報告いたしました。
 その当日、場所を三次市まちづくりセンターに移し、石器実測勉強会を行いましたので、その報告をさせていただきます。
 
 三枝健二編『下本谷遺跡の基礎的研究』三次旧石器文化研究会等の資料をテキストに、なんと管理人が旧石器の実測について解説。(いいんでしょうか?!)
 実測って何なの?という会員諸氏が抱くこの疑問について、まずじっくり話し合いました。しかし、理屈ばかりでは結局、形にはなりません。
 
 「とりあえず、好きな石器や石を使い、自分なりの実測をしてみましょう。」と、それから各々挑戦!

 限られた時間では、輪郭を描くのが精一杯という感じでしたが、それでも、実測の測点(ケバ)を記入する意味が分かったり、石器をじっくり観察することで各々の中で、新たな発見をしたようです。

 ところで今回の実測勉強会は、会員の中から提案され、実現しました。
 私は、この動きが、この研究会の目的のひとつである地域に根ざした歴史認識の醸造に向けての第一歩であるように感じます。この日は、うれしい出来事であったと同時に力強さを得る一日となりました。
 今後も、この勉強会を続けていきましょうね。会員の皆さんよろしくお願いいたします。