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2010年10月31日日曜日

下本谷遺跡の報告書 残部僅少!ご注文は広島県立歴史博物館のミュージアムショップに

約1年ぶりの更新となってしまいましました。色々な意味で時の経つのを早く感じたこの1年であります。

さて、今回の内容は見出しのとおり、三次旧石器文化研究会発行の下本谷遺跡の研究報告書の残部が僅かとなっております。

このため、現在当研究会での販売は終了致しました。
ただし、広島県福山市にあります広島県立歴史博物館内の“けんぱくミュージアムショップ”には10数部程残っているようです。
ということですので、「下本谷遺跡の基礎的研究」をお求めになりたい方は、広島県立歴史博物館ミュージアムショップ(084−931−2513博物館)までご連絡ください。

なお、その場合送料等はミュージアムショップの料金体系になります。

以上、研究会からのお知らせでした。
それでは。

2008年4月15日火曜日

石器実測勉強会

 ううっ、みなさまこんにちわ・・・
 なぜ、こんな登場なのか?ですって?
 
 はい、実は今日の仕事中に腰を痛めてしまいまして(とはいっても、筋が伸びた程度なのですが・・・)、何をするにも無理利かず、非常に困っております。
 体が資本の私の仕事。しかし、そういえば最近ほとんど運動していなかったんですよねぇ。
 
 表土剥ぎ 慣れぬ手掘りにゃ 気をつけよう   by管理人

 そうなんです。車社会にどっぷりつかり、気づけば怠けた体に・・・。いかんいかんと言い聞かせ、最近話題のメ○ボにならぬよう心に誓う私でありました。

 さて、いつものくだらない前置きも思い出したところで、本日の話題をお送りいたします。(まじめにご覧いただいている皆さん、ごめんなさい。)

 先日は、三次市三良坂町田利・皆瀬地区の踏査活動について報告いたしました。
 その当日、場所を三次市まちづくりセンターに移し、石器実測勉強会を行いましたので、その報告をさせていただきます。
 
 三枝健二編『下本谷遺跡の基礎的研究』三次旧石器文化研究会等の資料をテキストに、なんと管理人が旧石器の実測について解説。(いいんでしょうか?!)
 実測って何なの?という会員諸氏が抱くこの疑問について、まずじっくり話し合いました。しかし、理屈ばかりでは結局、形にはなりません。
 
 「とりあえず、好きな石器や石を使い、自分なりの実測をしてみましょう。」と、それから各々挑戦!

 限られた時間では、輪郭を描くのが精一杯という感じでしたが、それでも、実測の測点(ケバ)を記入する意味が分かったり、石器をじっくり観察することで各々の中で、新たな発見をしたようです。

 ところで今回の実測勉強会は、会員の中から提案され、実現しました。
 私は、この動きが、この研究会の目的のひとつである地域に根ざした歴史認識の醸造に向けての第一歩であるように感じます。この日は、うれしい出来事であったと同時に力強さを得る一日となりました。
 今後も、この勉強会を続けていきましょうね。会員の皆さんよろしくお願いいたします。

2007年11月19日月曜日

広島県立歴史民俗資料館『最古の狩人を求めて』展が終了しました!!

 先月10月より開催されてきた広島県立歴史民俗資料館の特別企画展『最古の狩人を求めて―中国山地と三次の旧石器文化―』展が、11月18日(日)をもって終了しました。

 当研究会では、我々研究会にて発行した『下本谷遺跡の基礎的研究』の成果を中心とした展示会ということで、このブログを中心に同展示会を応援してまいりました。

 思えば、今年は三次旧石器文化研究会が発足し、『下本谷遺跡の基礎的研究』が発行され、この旧石器特別展が行われるというように、非常に密度の濃い状況になっています。

 そんな中、私も足しげく見学に伺いました。

 一方、三次市民の入館者が少ないとのお話を聞き、正直残念に思いました。当地域の誇る歴史文化の拠点施設をもっと活用すべきだと感じました。しかし、そんな中期間終了に近づくにつれ、地域の方々もお越しになっていただいたようです。

 また、ナウマンゾウや石器に純粋に感動し、考古学者を夢見たかも!?の多くの子どもたちには、歴史を知ることの面白さや大切さを学んでいって欲しいなと感じました。

 ということで、もうこれで、鈴木遺跡の石器たちには会えないのですね...
竹佐仲原遺跡の石器たちにも...岩宿遺跡の石器にも...そして、ナウマンゾウにも...

 「え~ん!え~ん!悲しいです~(T_T)/」

 しかし、泣いてばかりもいいられない。そう、我々は、またここ三次をフィールドとして地道な活動に戻っていこうと思います。
 
 特別企画展も終了し、県北も本格的に寒くなってまいりました。これまで、広島県立歴史民俗資料館特別企画展の情報を中心に頻繁に更新してまいりました当ブログですが、これからしばらく冬眠に入りたいと思います。

 更新頻度はグッと減るかもしれませんが、旧石器関係の情報提供や当研究会の活動があったときにはそのことも取りあげようと考えておりますので、これまでどおり当ブログをご愛顧くださいね。

 三次旧石器文化研究会 会員一同より

2007年10月8日月曜日

『下本谷遺跡の基礎的研究』好評発売中!!

 三次旧石器文化研究会よりお知らせいたします。
 当研究会が編集・発行した『下本谷遺跡の基礎的研究』は、好評発売中です。
 広島県立歴史民俗資料館の特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」にも今回の報告書内でとりあげたナイフ形石器等、日本列島における旧石器時代の歴史を再考させるような資料が掲載されております。
 旧石器時代を研究しておられる研究者の方や、歴史ファン、地元三次・庄原市民のみなさま方などなど・・・。ぜひこの機にご購入していただけましたら幸いです。
 なお、限定部数で印刷しておりますので数には限りがあります。お早目のご購入をあわせてお勧めいたします。
 ちなみにご購入方法の詳細につきましてはこちらをご覧ください。

 →→→『下本谷遺跡の基礎的研究』刊行のご案内(2007年8月13日当研究会ブログ記事より)

2007年9月5日水曜日

講演会のお知らせ

 三次旧石器文化研究会よりお知らせいたします。
 来る9月15日(土)、当研究会代表で広島県立歴史民俗資料館主任学芸員の三枝健二が、下本谷遺跡はどれほど古いかと題し、講演を行います。
 なお、この講演会は、三次地方史研究会9月の定例会講演として行われるものです。

 
 日時:2007年9月15日(土)午後2時~
 会場:三次市生涯学習センター 
(左の文字をクリック!地図が表示されます)
 演題:「下本谷遺跡はどれほど古いか


 参加は自由です。なお当日は、当研究会が編集・発行しております『下本谷遺跡の基礎的研究』も販売する予定です。
 みなさま方のご参加お待ちしております。

2007年8月13日月曜日

『下本谷遺跡の基礎的研究』刊行のご案内

 このたび、三次旧石器文化研究会では、下本谷遺跡の基礎的研究-三次市西酒屋配水池建設に伴う旧石器時代遺跡の調査から-を刊行いたしました。
 
 本書は、広島県北部の三次市西酒屋町に所在する、後期旧石器時代初頭の石器群にかかる基礎的な研究報告で、当研究会の三枝健二が執筆・編集したものです。
 
 当遺跡では、後期旧石器時代最古期と考えられるユニットから、ナイフ形石器・鋸歯縁状石器・彫刻刀形石器・掻器・削器・錐形石器・石斧・剥片・石核と礫などが出土しました。
 本書では、この中から主要な出土遺物である石器・剥片・石核類など76点を収録しております。

 三次地域のみならず、日本の旧石器時代を考えるうえでも重要な報告書となっております。ぜひ、この機会にご購入をお勧めいたします。

 本文 39ページ,図版11ページ
 販売価格 1冊 1,000円(送料別途必要)
 編集・発行 三次旧石器文化研究会
         〒728-0011 広島県三次市十日市西2-6-5国広アパート6号(三枝健二方)
         
 (購入方法について)
  本書のご購入は、直接ご購入の場合を除き、郵便振替でお願いいたします。
  
  
郵便振替口座 01370-2-63214  三次旧石器文化研究会

   ※販売価格は1冊1,000円です。
   ※送料は手数料込みで次のとおりです。
    1冊      100円
    2~3冊   200円
    4冊以上の場合の送料は、着払いとさせていただきます。
       
   郵便振替用紙の通信欄に、ご住所・お名前・電話番号・ご希望冊数をご記入のうえ、代金  (冊数分と送料【
ただし着払いの場合の送料は不要】)を上記郵便振替口座にご入金ください。
  
  
 なお、入金確認後、発送までに2週間以上かかる場合もあります。予めご了承ください。