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2008年1月21日月曜日

歴風トークと三旧研新年会

 皆さん,こんにちわ。
 今週の三次は,年末年始に続き,雪化粧となっております。実は,広報担当の私,先週風邪を引いてしまいました。このブログをご覧の皆様も,風邪やインフルエンザにはご注意ください。

 さて,遅ればせながら今日は,活動報告をさせていただきます。
去る1月13日,広島県立歴史民俗資料館にて開催された歴風トーク『ナイフ形石器の機能-考古学の方法を考える-』に参加してまいりました。
 今回の講師は,庄原市教育委員会の稲村秀介氏。県北における旧石器研究者のお一人です。
 後期旧石器時代を代表する定形石器「ナイフ形石器」について,石を割って得られる「剥片」の鋭さや尖がっているということに着目し
,従来言われているような定義のナイフ形石器だけではなく,ナイフ以外の用途もありえるのではないだろうかとの提示をされました
 会場には,県内外の石器研究者や岩石学の先生も来られていて,当研究会の三枝氏や丸川氏もこれに加わり,稲村氏の提示に対し,議論が白熱する場面も!?ありました。
 また,当日は中国新聞の取材もあったようで,翌日記事になっていました。 


 ちなみに歴風トーク終了後,その夜は,三次市内某所の居酒屋にて,講師の慰労会と三旧研の新年会を兼ねた宴会が催されました。写真は,そのときの様子です。

 研究者と呼ばれている人のみならず,様々な分野の人が集まったこの研究会ですので,色々な話題がのぼり,非常に盛り上がりました。

 私は,たまたま考古学に関する仕事に携わっていますが,考古学以外の視点や,意見など吸収できるのは,私にとって有意義であると同時に非常に刺激的です。ちなみに,その晩はビールを飲みすぎてしまい,翌日,私の頭も刺激的でした・・・イテテテ。
 ざっくばらんに語り合えるのが三次旧石器文化研究会の良いところだなと再認識したところです。
 
 なお,この際,この会の趣旨にご賛同いただいた稲村秀介氏が入会されました。この場にてあわせて報告させていただきます。新たなメンバーも加わり,今後の会の展開がますます楽しみです。
 

 

2008年1月4日金曜日

講座・研究会情報。

 広島県立歴史民俗資料館にて開催される歴風トークのお知らせです。

 
平成19年度 第2回 歴風トーク
 『ナイフ形石器の機能-考古学の方法を考える-

 (以下、展示チラシより)
 後期旧石器時代を代表する定形石器「ナイフ形石器」は,石を割って得られる「剥片」の鋭い縁辺を巧みに用いた刃物です。
 石器をよく観察すると,当時の人々の知恵や伝統の奥深さを見出すことができます。
 当時,狩人たちが極限まで鋭さを追求した,珠玉の道具の解釈に迫ります。


日時
:平成20年1月13日(日) 午後2時~4時

講師:
庄原市教育委員会 主任主事 稲村秀介氏

会場
:広島県立歴史民俗資料館 研修室

定員
:高校生以上 20名

申込方法
:当日受付

参加費
:無料

問合せ先
:広島県立歴史民俗資料館 学芸課
〒729-6216 三次市小田幸町122 ℡0824-66-2881

三旧研会員の皆さん、奮ってご参加くださいね。