ラベル 探訪会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 探訪会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年3月16日月曜日

昨日は吉備へ、今日は出雲に。

 春の暖かさとともに、まるで冬眠から覚めた動物のように各地を歩き回っている管理人です。
 先日は、吉備の一人探訪記を綴らせていただきましたが、その翌日、日曜日には島根県松江市に参りました。
 三次から54号線、そして松江自動車道、山陰自動車道と抜け、お昼には松江に到着。
 食事の後、出雲国分寺跡~出雲国府跡~八雲立つ風土記の丘の順にめぐりました。

 
左の写真は、出雲国分寺跡の風景です。


僧房跡から南方向に向けて撮影しました。


写真中央に見える直線道路が天平古道です。
 
この後、出雲国府へと。





出雲国分寺跡の南西ほど近く、意宇川沿いに広がる
出雲国府跡。

右の写真は、政庁跡中枢のひとつである後殿の跡です。

写真奥には、出雲国府の総社だった六所神社があります。





以上、二日続けての古代遺跡探訪の道中記でした。
遺跡を訪れるたび、その大切さを痛感します。そのときに体感したことや、ひらめきを大切にして、自身の勉強にもつなげていきたいと感じました。
次回は・・・どこへ!?。

2009年3月14日土曜日

ひとり探訪会?!開催。

 毎度毎度ひさびさの・・・。というのがまくら言葉になっている最近の当ブログですが、がんばって更新したいと思います。(と自分に言い聞かせ・・・)

 といっても、旧石器ネタではなくって、今日出かけてきた道中記などでもしたためてみたいと思います。

 今日午後から開催された岡山での某シンポジウムを聴講するため、それを軸に吉備の史跡探訪を一人計画しました。

 8:00ごろ三次を出発し、庄原インターから中国道に。はじめて自分自身でETCを体験しました(笑)

 10:00過ぎには岡山総社インターに。そこから以前から訪れてみたかった吉備中山、中山茶臼山古墳に向かいました。備前備中両国を分けたこの地がどのような立地であるのか?その頂上のひとつである中山茶臼山古墳や平野部あるいは遠方から。と様々な環境から確認してみたかったんです。


 しかし、こんなこと一人でないとできません。まあ、強行軍だったこと・・・
 中山茶臼山古墳に向かう階段を登るだけで息が上がり、ゼェゼェ。春二番が吹きっさらすなか、防寒のため着込んだ服が5分で邪魔になりました。








 
 その後、考えてみたら遠景撮影するんなら、はじめに向かえばよかった。と、後悔しつつ、どうしようかと思案しつつも勢いで鬼ノ城へ。
 史跡整備により西門の復元などの工事が継続し実施されておりました。















 なるほど、抜群に眺望が良いです。















 そんなことして、各所の滞在時間は僅かで、あわただしく岡大へ向かいました。
 そこでのシンポジウムも私にとって新情報を得ることができ、実りあるものでした。
 
 そして、おそらくその副産物が明日か・・・明後日か・・・。筋肉痛としてやってくるものと。。。。。(笑)

 以上、管理人の内容薄い“ひとり”探訪記でした。

2007年10月28日日曜日

三次市内旧石器探訪会に行ってきました!


 お送りしている画像は、三次市西酒屋町所在 下本谷遺跡の旧石器調査地点のうち、配水地地点での解説風景です。
 探訪会は、みよし風土記の丘友の会の企画として開催されました。
 
 午前中には、県立歴史民俗資料館にて三枝健二氏による「下本谷遺跡について」と題する小講演と特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」展の展示解説が行われ、事前学習を行いました。

 午後に入り、いよいよ現地見学のスタートです!(探訪マップはこちらから)
 まず訪れたのが、三良坂町田利に所在する宮風呂(みやぶろ)遺跡。
 宮風呂遺跡の調査では、下本谷遺跡と同一タイプの流紋岩製ナイフ形石器1点が出土しているとのこと。三枝氏の解説を聞きながら、確かに、その形状や調整が似ているなと感じました。特別企画展にも展示されていますのでご覧になってみてください。

 次に訪れたのは、現在発掘調査中の四拾貫町所在の和知白鳥遺跡です。
 当日は、現地説明会の日でもあり、200名近くの参加者でにぎわっていました。
 
 三次で旧石器の発掘調査を見るのが初めてだった私は、興奮!
 同行してくださったバス会社の運転手さんはそんな私たちを見て、暖かく微笑んでおられました。(きっと、不思議な集団に見えたでしょうねぇ。 ^_^;)
 
 発掘調査を担当する財団法人広島県教育事業団 埋蔵文化財調査室の山田繁樹 調査研究員による説明の後、三枝氏の解説がありました。
 
 最後にメインの下本谷遺跡に行き、配水地地点および最奥部であり丘陵頂部にあたる旧石器出土地点を見学しました。30年位前に全国にその遺跡の名をとどろかせる様な発掘調査が行われた現地に立ち、皆さん充実した学習となったようです。
 
 ちなみに今回、参加者の皆さん方にどちらから来られましたか?と何人かの方にお聞きしたところ、三次市内はもちろん、東広島市や廿日市市など県内の各地域からもご参加されたようです。
 これは、一三次市民としてもうれしいことでした。
 また、当研究会の会員諸氏もほぼ全員参加され、親睦を深めることができました。

 実は私、会員でありながら「旧石器」というと三次ではなかなか馴染みが薄いしなぁ・・・と少々敬遠していた時もあったのですが、熱のこもった解説、その記憶冷めぬまま訪れる現地。という流れによって、当時の人々の動きを髣髴(ほうふつ)とさせるような、そんなダイナミックさが肌に染み入るような気がしました。
 このような、形式の学習会・探訪会といった企画を今後も期待したいな。と感じました。また、僕らでもこんな企画ができたら楽しいなと一寸思いました。 

2007年10月18日木曜日

三次市内旧石器時代遺跡探訪会について

 みよし風土記の丘友の会主催で、10月27日(土)に企画されている三次市内旧石器時代遺跡探訪会ですが、先日問い合わせたところ、定員に達したため、募集を締め切ったそうです。
 私も参加申込に間に合いました。ホッとしています。
 当日は、当研究会員も参加しますので、親睦や交流が深められればいいな。と期待しております。

2007年10月8日月曜日

広島県立歴史民俗資料館・特別企画展のお知らせ~その4~

関連行事がおもしろい!
~三次市内旧石器時代遺跡探訪会~

 連日お伝えしている広島県立歴史民俗資料館・特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」情報。
 今回は、
広島県立歴史民俗資料館から飛び出しての探訪会企画についてお伝えします。
 展示担当学芸員によるレクチャー(小講演)に加え、まさにこの時期、市内で
発掘調査を行っている旧石器時代遺跡への見学という生の体験、など大変魅力的な探訪会となるようですよ。
 
 では、詳しいことにつきましては、配布チラシの情報をそのままお伝えすることとします。

 
みよし風土記の丘友の会案内チラシより
 みよし盆地には全国最古級の下本谷遺跡を始め多くの旧石器時代遺跡があり、10月5日から広島県立歴史民俗資料館で旧石器時代の特別企画展が、また同時期に市内の和知白鳥・段遺跡で旧石器時代の調査が行われます。
 この機会を利用し、広島県立歴史民俗資料館の特別企画展と下本谷遺跡や和知白鳥遺跡などの市内の主要な旧石器遺跡を、専門的な解説を交えて見学します。

日時 平成19年10月27日(土)午前10時~午後4時

会場
 広島県立歴史民俗資料館 研修室(午前10時までに集合)

内容
 午前:小講演「下本谷遺跡について」と特別企画展の展示解説
    午後:三次市内旧石器時代遺跡見学(和知白鳥遺跡【発掘調査現地】・下本谷遺跡・宮風呂遺跡などの旧石器時代遺跡で解説を交えて見学)

募集人数
 40名
申込方法 往復はがきに「三次市内旧石器時代遺跡探訪会参加」と明記し、郵便番号・住所・名前・年齢・電話番号を記入のうえ10月10日(水)までに、みよし風土記の丘友の会探訪会係まで送付してください。当日消印有効ですが、定員になり次第締め切りますので、あらかじめ電話で募集状況を確認してください。締め切り後1週間ほどで実施のご案内をします。

参加費
 1,900円(友の会会員)
       ※友の会会員以外の方は特別企画展の入館料が別途必要です。

その他
 昼食は各自でご用意ください。

送付・問合せ先

  〒729-6216 三次市小田幸町122  ℡0824-66-2881
  広島県立歴史民俗資料館内 みよし風土記の丘友の会 探訪会係



 以上が、みよし風土記の丘友の会からの案内内容でした。
 全国最古級の石器の可能性を持つ三次市西酒屋町・下本谷遺跡、同様の時期に位置づけられる三次市三良坂町・宮風呂遺跡の現地見学。そしてまさに現在、発掘調査が繰り広げられている和知白鳥遺跡の現地見学ができる。
 これだけの充実した見学内容に加え、展示担当者であり、当研究会代表の三枝健二による小講演や展示解説も行われるという充実ぶり!
 申込締切日が迫っておりますが、当研究会発行の『下本谷遺跡の基礎的研究』を執筆・編集した三枝が、探訪会全体に随行するとのことですから、これはもう、問合せだけでもしてみる価値はあるのではないでしょうか?
 なお、この探訪会は、みよし風土記の丘友の会の会員の方が優先的に参加できるようですよ。もし、入会されていない方で参加希望の方は、これを機に、みよし風土記の丘友の会へ入会されてはいかがでしょうか。個人会員の場合、たしか年会費1,500円ですから格安です!!それでいて、情報提供の頻度も多く、会報の発行も行われていますよ。(ただし、詳しくは友の会にお聞きくださいね・・・)
 
 この探訪会、かなり興味深く、おもしろい話が聞けると思いますよ。

 あー!! しまった!!! 私、申し込むのを忘れていました!!!! 
 急いで申し込まなきゃ・・・