2016年12月4日日曜日

三旧研アーカイブス更新しました!!

当ブログをいつもご覧いただきまして有難うございます。
いよいよ今年もあと1か月を切りました。本当に早いですね。年々早く過ぎるように感じる1年ですが、今年もあっという間でした。
みなさまにとって、今年はどのような年でしたか?

さて、今回師走のはじめにお届けするのは、三旧研アーカイブス更新の情報です。

三旧研メンバーによる論文や資料報告などなど、気軽な投稿の場として設置した三旧研アーカイブス。みなさまご覧いただいていますでしょうか?
そんなアーカイブスの最新投稿として、当研究会代表の三枝健二氏が発表されましたのでご紹介いたします。

今回のタイトルは

三枝健二 「北部アフリカの前期旧石器資料などについて」


です。

三枝代表の地道な研究姿勢には会員一同いつも頭が下がります。同時に「我々も!・・・」と発奮させて頂く思いです。

是非皆さんご覧になってくださいね!

2016年11月20日日曜日

続・戸田正勝先生に捧ぐ

晩秋を迎え、鮮やかに色付いた紅葉が、幹から地面へとその場所を移しつつあります。もうすぐ師走。年の瀬を前にし、次の祝日(勤労感謝の日)あたりはつかの間の休息日となりそうです。
さてタイトルの通り今回は前回に続き、「続・、戸田正勝先生に捧ぐ」と題し、昨年お亡くなりになられた戸田先生に対し、三旧研会員から先生に向けての追悼メッセージをお送りいたします。

 



戸田先生

ご無沙汰しています。
大学を退職された時これからは前期旧石器三昧で研究を楽しみます、お手紙頂きましたよね。

本物を見てますか?きれいだとか素敵だとかいう気持ちを大切にして本物の石器を見なさい、と電話で話してくだいましたよね。

そして下本谷の石器を真面目に厳しく研究している三枝さんからしっかり学びなさい、と。

今回の講演について、戸田先生はどうおっしゃるでしょう。きっとその前に私が「やりましたよ!」とガッツポーズで叫ぶのを笑われるでしょうね。
先生に、心ふるえる内容の講演でしたと伝えたかったです。

講演のリポートとは言えませんが、私Mの心のリポートを投稿します。

2016年11月12日土曜日

戸田正勝先生に捧ぐ

長く國學院大学栃木短期大学に奉職され、三次旧石器文化研究会会員であった戸田正勝先生がお亡くなりになって1年が経過いたしました。
当研究会ブログでは、先生の一周忌にあたり、会員のみなさまから追悼のメッセージを募りました。今回はその中の一つをご紹介させて頂きます。
 
 


戸田先生がこの世を去られて、早いもので1年が経過しました。

 

昨年末、御家族からのお葉書で突然の訃報を知り、ただただ驚くばかりでした。

三次へいらした時の先生のお姿は忘れられません。

何も分からない素人の私にも、丁寧に質問に答えて下さるお姿は、偉大な研究者とは思えない程のお優しい方でした。

まだまだお元気で御活躍して頂きたかったです。とても残念でなりません。

戸田先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
      

三旧研会員 より

 
 

2016年10月29日土曜日

三枝氏講演会リポート

三旧研ブログをご覧のみなさま、こんにちは。いつもご覧いただき有難うございます。
さて、今回は、去る9月、三次地方史研究会9月例会として開催された、当研究会代表の三枝健二氏講演会『日本の旧石器文化と三次(上)-下本谷遺跡の歴史的意義-』の聴講レポートをお届けいたします。
という訳で、当研究会会員のMさんに早速その感想についてレポートして頂きます。



ひさしぶりに考古学講座を堪能した喜びを、どうお伝えすれば良いか考えている間に時が過ぎてしまいました。でも旧石器時代の何万年という単位に比べれば、まだまだ許される範囲としていただきたいです。

ある高齢の参加者のおじさまに、「わしがナウマン象捕まえてきてやるから、あんたぁ、あの変な形の下本谷の石器で切れるかどうかやってみぃや」と真面目な顔で言われました。

三枝氏の積み重ねてきた研究とその姿勢、今回の下本谷出土石器の考察位置づけに感涙した私ですが、このおじさまの言葉に一層感動しました。
笑い話ではありません。
初めて旧石器の話を聞いた人に、まずは下本谷を伝えることができたのです。

勿論、ナウマン象は絶滅したことや、実験考古学等々つい語ってみましたが、私には『下本谷の変な石器』の言葉を覆すことが出来ませんでした。
次回の講座をお楽しみに、ということになっています。

はい、私も楽しみです!



レポートありがとうございました!
旧石器研究の奥深さと久々に三次で聴く本格的な考古学講演会への感動がひしひし伝わってくるレポートでした。三旧研会員のみなさま、当日の講演会感想でも結構ですし、そのほか遺跡探訪記や博物館めぐりの感想、研究レポート、日々感じることなど。もし有りましたらブログ管理人まで、是非ご連絡ください。

2016年10月25日火曜日

業務連絡・・・です。

三旧研会員のみなさまにお知らせです。
先日ご連絡いたしました講演会レポートの件につきまして、原稿をお願いしております会員の方には、ご多用とは存じますが、今月末をめどに原稿をまとめて頂きますよう、何卒よろしくお願い致します。

三旧研ブログ管理人より












朝晩冷え込むようになり、すっかり秋めいてきました。

2016年9月25日日曜日

三枝氏講演会開催されました!

みなさんこんにちは。
三旧研のブログ管理人です。
秋の気配が漂い始めた最近ですが、そんな折、昨日、三次旧石器文化研究会代表の三枝健二氏による講演会が開催されました。

今回の講演会は、三次地方史研究会9月例会において、『日本の旧石器文化と三次(上)-下本谷遺跡の歴史的意義-』と題し開かれました。

管理人は、非常に残念なことに仕事のため出席することができませんでしたが、聞くところによると、予想以上の参加があったとのことでした。

そんな講演会がどのようなものだったのか。後日、当会員の方々によるレポートを公開する予定です
それでは、次回そちらの方もぜひお楽しみに♫

2016年9月4日日曜日

三枝氏、最新研究公開!

三旧研ブログをご覧のみなさま。残暑お見舞い申しあげます。酷暑、激暑の真夏8月でした。みなさまよくぞ暑さに耐えられました!
更新日の本日は、当地方台風12号の接近が心配されております。今年まともに近づくのは恐らく初めてではないでしょうか?
しかし、関東や東北・北海道では台風が再々襲来し、多くの被害が出てしまいました。被害に遭われた方々に対しまして、心よりお見舞い申しあげます。


さて、2か月ぶりとなりました今回の話題は、三旧研アーカイブスについてです。

広島県内の旧石器に関して、精力的に研究活動を行っている当研究会代表・三枝健二氏が、今月新たに研究成果を公開されましたのでお知らせいたします!!

三枝 健二「広島県内旧石器関係資料報告(2)」

今回の研究報告では、三枝氏が以前広島県立歴史民俗資料館の研究紀要にて発表された資料報告の続編として、県内の3ヵ所の旧石器時代遺跡の資料について非常に微細に研究され、その成果を詳述されています。
というわけで、今回の報告も非常に興味深い内容となっております。

 詳細につきましては、PDFファイルにていつもの三旧研アーカイブス上で公開しますので、是非ご覧ください!

2016年7月14日木曜日

三枝氏講演会チラシが出来ました!


みなさん、こんにちは。
いつも、当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は、前回の投稿でもお伝えした当研究会代表・三枝健二氏の講演会開催の続報です。
チラシが完成しました!!
 
 



5年ぶりとなる三次での三枝氏の講演。前回も申しましたが、下本谷遺跡はもとより、三次の旧石器文化について大変興味深い内容となるのではないかと思います。今から大変楽しみです。
三次地方史研究会の例会として開催されるこの講演ですが、旧石器時代に関心のある方をはじめ、歴史や考古学に関心を持たれている方々は是非ご参加お待ちしております!!

2016年6月18日土曜日

三枝健二氏 講演会のお知らせ

みなさん、こんにちは。
いつも、当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回のお知らせは見出しの通り、当研究会代表の三枝健二氏の講演会開催に関する情報をお届けいたします。
三枝氏講演会は、三次地方史研究会9月例会において開催されます。
詳細は、以下の通りです。



演題 『日本の旧石器文化と三次(上)-下本谷遺跡の歴史的意義-』

講師 三次旧石器文化研究会 代表 三枝健二

日時 2016年9月24日(土)午後1時30分~

場所 三次市生涯学習センター(広島県三次市十日市東3-14-25)



さて、講演の概要ですが、三枝氏によると、『三次市下本谷遺跡出土の石器類を中心に、最近の調査資料を交え、列島内の主な前・中期旧石器時代遺跡との対比を通して、下本谷遺つくられた時代を推定し、その歴史的な意義などを考える。』とのことです。

三次での旧石器時代の講演は2011(平成23)年の風土記の丘の歴風トーク以来5年ぶりとのこと。当時は未報告のためはっきりと表現できなかったことも多かったようです。そのため、今回は「いつの時代に作られた」「どのような遺跡」かなど、かなり具体的な話になるように聞いています。

下本谷遺跡はもとより、三次の旧石器文化に興味のある方は是非ご参加ください。

2016年6月12日日曜日

三枝健二氏「研究報告」発表される!!

こんにちは。三旧研ブログ管理人です。
さて、三旧研ブログをご覧のみなさま。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
全国的に梅雨本番となり、じめじめした日々が続きますが如何お過ごしでしょうか?


今日は、当研究会代表・三枝健二氏の最新研究報告が公開されましたのでお知らせいたします!!

三枝 健二「広島県内採集の偽石器資料について」
今回の研究報告では、三枝氏が県内の3ヵ所において採集した偽石器資料に焦点を当て、特徴などについて、詳細に分析・研究されています。

 詳細につきましては、PDFファイルにていつもの三旧研アーカイブス上で公開しますので、是非ご覧ください!

2016年3月27日日曜日

三枝健二氏の最新研究発表される!

三旧研ブログをご覧のみなさま。ブログ管理人です。
いつも更新をさぼってしまい、会員のみなさまやブログを楽しみにしていただいているみなさんには申し訳なく思っております。

「いぬる」 「にげる」 「さる」 とは、1月から3月にかけては、時が非常に早く経つ=つまり、何かと慌ただしい、忙しい。ということを表現したものと承知しております。

言い訳?そんなことで良いわけ(怒)・・・そんな、声が聞こえてきそうです。ごめんなさい。


さて、2016年が刻々と動く中、昨年開設した三旧研アーカイブスより、新たなニュースが入りました。

当研究会代表の三枝健二氏による最新の研究報告が発表されました!!

三枝 健二「香川県内採集の旧石器資料について」

今回の報告では、昭和30年代後半から40年代初頭にかけ、三枝氏が香川県内にて採集した旧石器資料を取りあげて紹介しております。

詳細につきましては、PDFファイルにて三旧研アーカイブス上で公開しますので、是非ご覧ください!