2007年12月31日月曜日
嗚呼!年末。大晦日です。
早いもので、2007年が暮れようとしておりますね。
ここ、広島県北に位置する中国山地の山間の町、三次市も、全国的な寒気の到来につき、雪化粧の大晦日となっております。
三次市をはじめ、県北では、年越・正月の買出しに出向く人々、車が多数見かけられます。
そば・うどん、数の子、もちなどはもとより、独特なのは、ブリやスルメ、ハマグリ、ワニなんてところでしょうか。それから、うちの場合、年とりイワシなんてことで、大晦日にはイワシを食べることが定番となっておりますが、これも県北の地域性なのでしょうか?
さて、皆様方の地域、ご家庭ではどのようなお正月をお迎えになるのでしょうか?
そろそろ、私も年末の大掃除に続きがありますので、この辺で失礼したいと思います。
どうも、みなさま今年一年このホームページをご愛顧いただきまことにありがとうございました。
来年2008年が、皆様方にとって良い年になりますようお祈りいたしまして、今年最後のご挨拶とさせていただきます。どうか良いお年をお迎えください。
三次旧石器文化研究会
追伸:新年早々、三次旧石器文化研究会にビッグなニュースが...!!
2007年12月21日金曜日
お久しぶりです!お知らせです!!
はやいものですねぇ~。もう一ヶ月。一ヶ月たったら、もう年末ですよ。はやいものですねぇ~...
そんな慌しい師走の折ですが、ここで旧石器関連行事のお知らせです。
12月24日(月・振替休日)、東広島市鏡山にあります広島大学にて、岡山大学の稲田孝司教授による講演会が行われるとのことです。
すでに、中国新聞などで案内があったようですので、ご存知の方も居られることでしょう。
広島大学考古学研究室・(財)古代学協会中国支部 主催 公開講演会
「中国地方の旧石器文化-最近の広島県の発掘成果にふれて-」
講師:岡山大学社会文化科学研究科 稲田孝司教授
参加費 無料
日時: | 2007年12月24日(月) 13:00-14:30 |
場所: | 広島大学大学院 文学研究科 B104教室 |
問合先: | 広島大学大学院 文学研究科 考古学研究室 電話 082-424-6663 Fax 082-424-6663 E-mail kouko@hiroshima-u.ac.jp |
今年は、広島県、特に県北における旧石器研究には格段の成果があったと思います。
何といっても、当三次旧石器文化研究会代表である三枝健二(広島県立歴史民俗資料館 主任学芸員)による『下本谷遺跡の基礎的研究』が報告されたこと。
このような状況に加え、中国横断自動車道尾道松江線の建設に係る発掘調査において、三次市内で実施された和知町・和知白鳥遺跡および四拾貫町・段遺跡における後期旧石器時代遺跡の発掘調査など、専らその発信元は、常に三次市内が中心であった。そんな一年のように感じています。
この旧石器に沸いた...(私だけ...!?)一年を、稲田教授が分かりやすくお話してくださるのではないでしょうか。
2007年11月19日月曜日
広島県立歴史民俗資料館『最古の狩人を求めて』展が終了しました!!
当研究会では、我々研究会にて発行した『下本谷遺跡の基礎的研究』の成果を中心とした展示会ということで、このブログを中心に同展示会を応援してまいりました。
思えば、今年は三次旧石器文化研究会が発足し、『下本谷遺跡の基礎的研究』が発行され、この旧石器特別展が行われるというように、非常に密度の濃い状況になっています。
そんな中、私も足しげく見学に伺いました。
一方、三次市民の入館者が少ないとのお話を聞き、正直残念に思いました。当地域の誇る歴史文化の拠点施設をもっと活用すべきだと感じました。しかし、そんな中期間終了に近づくにつれ、地域の方々もお越しになっていただいたようです。
また、ナウマンゾウや石器に純粋に感動し、考古学者を夢見たかも!?の多くの子どもたちには、歴史を知ることの面白さや大切さを学んでいって欲しいなと感じました。
ということで、もうこれで、鈴木遺跡の石器たちには会えないのですね...
竹佐仲原遺跡の石器たちにも...岩宿遺跡の石器にも...そして、ナウマンゾウにも...
「え~ん!え~ん!悲しいです~(T_T)/」
しかし、泣いてばかりもいいられない。そう、我々は、またここ三次をフィールドとして地道な活動に戻っていこうと思います。
特別企画展も終了し、県北も本格的に寒くなってまいりました。これまで、広島県立歴史民俗資料館特別企画展の情報を中心に頻繁に更新してまいりました当ブログですが、これからしばらく冬眠に入りたいと思います。
更新頻度はグッと減るかもしれませんが、旧石器関係の情報提供や当研究会の活動があったときにはそのことも取りあげようと考えておりますので、これまでどおり当ブログをご愛顧くださいね。
三次旧石器文化研究会 会員一同より
2007年11月10日土曜日
戸田正勝先生in広島県立歴史民俗資料館
今回、この講座の講師としてお越しになられたのは、國學院大學栃木短期大學 学芸員兼任講師 の戸田正勝先生でした。
右上の写真は、ご講演前に撮影した戸田先生と当三次旧石器文化研究会員との写真です。
ご講演では、岩宿遺跡発見以来の謎、後期旧石器時代初頭と位置づけられる遺跡において、ナイフ形石器と磨製石斧がともに発見されるという事に関する論争を紹介。
そして、そのような出土傾向と同様の様相をもつ鈴木遺跡の特徴について、スライドと図面を交えお話いただきました。
次にいよいよ、下本谷遺跡と鈴木遺跡(Ⅹb層)との比較。
それによると、石器出土状況について、環状ブロックのような出土傾向に共通点がある。と指摘がありました。
また、Ⅹb層出土石器との比較については、鈴木遺跡(Ⅹb層)出土の石器に比し、下本谷遺跡の石器には大形品が目立つ。としながらも、それは時期的な差異ではなく、観察の結果、各々の石器の作り方やかたちには、共通点があることをお話になられました。
講演の最後には、最古の狩人たちの渡来ルートを検証されました。下本谷遺跡や鈴木遺跡は、オーストラリアやニューギニアといった南方からやってきた石器文化が「黒潮の道」を経て、やってきた可能性について、ダイナミックなお話をされました。
東京の遺跡と広島の山奥の遺跡にどんな共通点があるのだろう?と思っていましたが、その共通点の多さ、特徴の類似に驚きました。
また、講演の最後に話されたことを聞き、下本谷遺跡の石器は、日本列島のみならず、世界的規模で考える必要があるんだということにまたまた驚きました。下本谷遺跡が如何に貴重な遺跡であるのかを改めて思い知らされた。そんな講演会でした。
このような貴重な石器類を一同に展示してある『最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-』展もいよいよ11月18日(日)までとなりました。
日本を代表する研究者たちも関心をおく、全国最古級の旧石器遺跡である下本谷遺跡をはじめ、史跡岩宿遺跡の石器類、南関東の代表的な遺跡であり、日本最古級の鈴木遺跡などなど。これを逃すといつ見れるか分かりませんよ。
どうぞ、この機会にぜひ三次の広島県立歴史民俗資料館に行ってみてくださいね。
2007年11月6日火曜日
戸田正勝氏講演会のお知らせ
まだ起こしになっておられない方、この機会を逃すと後悔するかも?!
さて、今回の情報は、広島県立歴史民俗資料館にて、今週土曜日に開催される文化財講座のお知らせです。
■文化財講座第6回
平成19年11月10日(土)開催
「日本旧石器文化の現状と課題-鈴木遺跡と下本谷遺跡から-」
講師:國學院大學栃木短期大学(栃木県) 学芸員 戸田正勝さん
●広島県立歴史民俗資料館案内チラシより
日本列島の旧石器時代研究は、火山灰の研究が盛んな関東地方で最も進んでいます。この講演会では、南関東の中心的な遺跡である鈴木遺跡の調査と報告を担当 し、関東地域の旧石器文化の成立を研究されておられる戸田先生に、日本の旧石器研究の現状と課題をご講演いただきます。
また関東地域の際古希の石器群と比べると、下本谷遺跡の石器がどのような文化に属するのか、などについてもお話いただきます。
三次と広島県の歴史の始まりについてのお話がうかがえますので、皆さんぜひご参加ください。
なお、上記講演に関しての会場・参加費等の詳細は下記をご参照ください。
開催時間:午後2時~4時
会場:広島県立歴史民俗資料館 研修室
申込方法:当日受付
参加費:200円(資料代)
※お問合せは広島県立歴史民俗資料館にお願いします。
〒729-6216 広島県三次市小田幸町122
℡0824-66-2881
2007年11月4日日曜日
ナウマンゾウも駅伝に参加?!
本日、三次市内では、高校駅伝の大会が行われましたね。どこが勝ったのでしょうか? よく知らないんですが...。
さて、そんな、白熱する駅伝大会の前に、みよし風土記の丘では、ナウマンゾウが歩くとの情報がありました。
昨日、このブログでもご案内したところですが、私、ほんとにナウマンゾウが歩くのかどうか?疑問に思いまして、、、取材がてら、みよし風土記の丘を訪れてみました。”つどいの家”脇のモミジがすっかりいい色合いになっていました。
さあ、行ってみると、確かに歩いていましたよ。
子どもたちの手によって、ナウマンゾウの足跡が描かれていたのです。
写真にあるように、ダンボールをくりぬいた枠をナウマンゾウの足跡と見立てて、チョークで描いていました。
会場となったのは、風土記の丘の駐車場から階段を登りきった所から、歴史民俗資料館の入り口までの約60m(くらいでしょうか)。その道を足跡が埋め尽くし、資料館に入っていくという設定のようでした。きちんとナウマンゾウの歩幅も計算し、再現してありましたよ。
訪れてみての感想ですが、微笑ましかったのは、子どもと大人が入り混じり、生き生きしながら足跡を描いている様子でした。くわえて、子どもの発想って面白いなぁって思いました。
自分の足跡を書く子が現れて、次々と他のみんなも書き始めました。最初は、みんな飽きてきちゃったのかなぁって軽く思ってたんですが、実は、これが、すでに書きあがっていたナウマンゾウの足跡とのいい比較になっているんです。
かつ、遠めに眺めると中々アートな感じになっていて、感動しました。
ところで最近は、チョークなんかで道路に落書きするなんてことあるんですかねぇ。まっ、落書きすることはいいことではありませんし、助長しようなんて気もありませんが、「アスファルト」という大きく広いキャンバスを手に入れた子どもたちの姿は、とっても生き生きしていたように見えました。
ここから、未来の考古学者、あるいは画家が誕生するかも!?ですね。
さて、なんでも、特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」に展示されているナウマンゾウ。きょうは、このまま駅伝に参加したとかしないとか(笑)
資料館の閉館とともに動き出し、夜な夜な資料館内や風土記の丘の中で遊んでいるとかいないとか?!(笑)
2007年11月3日土曜日
ナウマンゾウ歩く?!歩く??!!
さて、またまたお知らせを。
みよし風土記の丘では、明日11月4日
なんと!!ナウマンゾウが歩きます!!!
って実は、ナウマンゾウの足跡を風土記の丘の道路に書いてみます。
ナウマンゾウの足の大きさってどれくらいなんでしょう?
ナウマンゾウの足の歩幅はどのくらいだったんでしょうか?
そんなお話をしながら、実際に歩いたであろう様子を足跡を書いてみながら再現してみようという友の会の企画のようです。
明日の午前中開催されるようです。天気もよいようですので、シートとお弁当持参で一日お越しになるのもよいのではないでしょうか。
ちなみに午後からは375号線を舞台に高校駅伝が開催されます。
あすは、朝から一日風土記の丘でお絵かきや展示会の見学、古墳の散策、駅伝の応援などでお過ごしになってはいかがでしょう。
レストラン「ラ・コリーヌ」もありますしね。
2007年10月28日日曜日
三次市内旧石器探訪会に行ってきました!
お送りしている画像は、三次市西酒屋町所在 下本谷遺跡の旧石器調査地点のうち、配水地地点での解説風景です。
探訪会は、みよし風土記の丘友の会の企画として開催されました。
午前中には、県立歴史民俗資料館にて三枝健二氏による「下本谷遺跡について」と題する小講演と特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」展の展示解説が行われ、事前学習を行いました。
午後に入り、いよいよ現地見学のスタートです!(探訪マップはこちらから)
まず訪れたのが、三良坂町田利に所在する宮風呂(みやぶろ)遺跡。
宮風呂遺跡の調査では、下本谷遺跡と同一タイプの流紋岩製ナイフ形石器1点が出土しているとのこと。三枝氏の解説を聞きながら、確かに、その形状や調整が似ているなと感じました。特別企画展にも展示されていますのでご覧になってみてください。
次に訪れたのは、現在発掘調査中の四拾貫町所在の和知白鳥遺跡です。
当日は、現地説明会の日でもあり、200名近くの参加者でにぎわっていました。
三次で旧石器の発掘調査を見るのが初めてだった私は、興奮!
同行してくださったバス会社の運転手さんはそんな私たちを見て、暖かく微笑んでおられました。(きっと、不思議な集団に見えたでしょうねぇ。 ^_^;)
発掘調査を担当する財団法人広島県教育事業団 埋蔵文化財調査室の山田繁樹 調査研究員による説明の後、三枝氏の解説がありました。
最後にメインの下本谷遺跡に行き、配水地地点および最奥部であり丘陵頂部にあたる旧石器出土地点を見学しました。30年位前に全国にその遺跡の名をとどろかせる様な発掘調査が行われた現地に立ち、皆さん充実した学習となったようです。
ちなみに今回、参加者の皆さん方にどちらから来られましたか?と何人かの方にお聞きしたところ、三次市内はもちろん、東広島市や廿日市市など県内の各地域からもご参加されたようです。
これは、一三次市民としてもうれしいことでした。
また、当研究会の会員諸氏もほぼ全員参加され、親睦を深めることができました。
実は私、会員でありながら「旧石器」というと三次ではなかなか馴染みが薄いしなぁ・・・と少々敬遠していた時もあったのですが、熱のこもった解説、その記憶冷めぬまま訪れる現地。という流れによって、当時の人々の動きを髣髴(ほうふつ)とさせるような、そんなダイナミックさが肌に染み入るような気がしました。
このような、形式の学習会・探訪会といった企画を今後も期待したいな。と感じました。また、僕らでもこんな企画ができたら楽しいなと一寸思いました。
県立歴史民俗資料館・「旧石器展」を見て
ナウマンゾウを目当てに訪れた子供たちが、古い昔の道具として石器を見つめる。
「お母さん、こんなんを使っとたん?」とそっと尋ねている。
剥離面とも型式とも無縁に、素直な真剣な眼差しに感動すら覚える。
いつかこの展示がどんなに凄いものだったか、と理解してくれるだろうか。
これは今、旧石器を研究するあなた方や学ぼうとしている私達に対する質問でもある。
この展示を中国山地の麓で物珍しい化石と旧石器を並べてあるだけと考えているなら、是非とも足を運んでいただきたい。
研究者には疑問と意見を、学徒には大き門戸があることを投げ掛けている。
2007年10月26日金曜日
当研究会代表が広島史学研究会にて発表します!!
今回は、広島大学西条キャンパス内の文学部・文学研究科棟にて開催される"広島史学研究会"の考古部会において、
「下本谷遺跡について-後期旧石器時代初頭の石器文化の報告- (要旨)」
と題し、発表を行います。
なお、詳しい情報については、広島史学研究会のホームページをご覧ください。
広島大学史学研究会ホームページへ
当日は、トップバッターでの発表のようです。研究会自体が文学部1階 B104教室にて10:00から始まるとのことですから、それまでにお越しになるのがよろしいと存じます。
また、当日は許可をいただき、当研究会発行の『下本谷遺跡の基礎的研究』(三枝健二 編)を販売させていただきます。こちらのほうもよろしくお願いいたします。残部の方も限られてきていますので、この際、ご購入がまだの方は、この機会でのご購入をお勧めいたします。
2007年10月25日木曜日
旧石器時代遺跡・現地見学会情報
そんな中、次はいよいよ2つの旧石器時代遺跡の現地見学会が開催されます。
その遺跡の名は...
和知白鳥遺跡 そして 段遺跡
いずれも昨年度発掘調査が行われましたが、旧石器が発見されたため調査が今年度まで延長されたようです。
開催日は、10月27日(土)午前中に段遺跡、午後から和知白鳥遺跡の見学という、ダブルヘッダーで行われるという、コチラも珍しい形式の現地見学会だと思います。
詳しくはコチラをクリックしてください。
→財団法人広島県教育事業団埋蔵文化財調査室のホームページへ
三次市内での旧石器時代遺跡の本格的な発掘調査は久しぶりのことで、めったに見れるものではありませんので、この機にぜひ見学に訪れてはいかがでしょうか?
その足で、みよし風土記の丘・県立歴史民俗資料館での特別企画展「最古の狩人を求めて -中国山地と三次の旧石器文化-」展をご覧になれば、さらに理解が深まり、充実した一日をお過ごしになることが出来るのではないかと思います。
ちなみに私は、みよし風土記の丘での『三次市内旧石器時代遺跡探訪会』に参加しつつ、この見学会にも伺うということになっています。
当研究会代表の三枝健二も来るかも!?
そうそう、ところで風土記の丘といえば。
なんでも、みよし風土記の丘・県立歴史民俗資料館では、11月4日に・・・・・・・・・・・・
ナウマンゾウが歩くらしいですよ!
2007年10月18日木曜日
三次市内旧石器時代遺跡探訪会について
私も参加申込に間に合いました。ホッとしています。
当日は、当研究会員も参加しますので、親睦や交流が深められればいいな。と期待しております。
2007年10月16日火曜日
祝!100アクセス達成!!
多くの方々からのアクセスに、研究会メンバー一同、大変感謝いたしております。
こんごとも、どうぞこのホームページをご愛顧いただきますようお願いいたします。
三次旧石器文化研究会
2007年10月8日月曜日
広島県立歴史民俗資料館・特別企画展のお知らせ~その4~
~三次市内旧石器時代遺跡探訪会~
連日お伝えしている広島県立歴史民俗資料館・特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」情報。
今回は、広島県立歴史民俗資料館から飛び出しての探訪会企画についてお伝えします。
展示担当学芸員によるレクチャー(小講演)に加え、まさにこの時期、市内で発掘調査を行っている旧石器時代遺跡への見学という生の体験、など大変魅力的な探訪会となるようですよ。
では、詳しいことにつきましては、配布チラシの情報をそのままお伝えすることとします。
●みよし風土記の丘友の会案内チラシより
みよし盆地には全国最古級の下本谷遺跡を始め多くの旧石器時代遺跡があり、10月5日から広島県立歴史民俗資料館で旧石器時代の特別企画展が、また同時期に市内の和知白鳥・段遺跡で旧石器時代の調査が行われます。
この機会を利用し、広島県立歴史民俗資料館の特別企画展と下本谷遺跡や和知白鳥遺跡などの市内の主要な旧石器遺跡を、専門的な解説を交えて見学します。
日時 平成19年10月27日(土)午前10時~午後4時
会場 広島県立歴史民俗資料館 研修室(午前10時までに集合)
内容 午前:小講演「下本谷遺跡について」と特別企画展の展示解説
午後:三次市内旧石器時代遺跡見学(和知白鳥遺跡【発掘調査現地】・下本谷遺跡・宮風呂遺跡などの旧石器時代遺跡で解説を交えて見学)
募集人数 40名
申込方法 往復はがきに「三次市内旧石器時代遺跡探訪会参加」と明記し、郵便番号・住所・名前・年齢・電話番号を記入のうえ10月10日(水)までに、みよし風土記の丘友の会探訪会係まで送付してください。当日消印有効ですが、定員になり次第締め切りますので、あらかじめ電話で募集状況を確認してください。締め切り後1週間ほどで実施のご案内をします。
参加費 1,900円(友の会会員)
※友の会会員以外の方は特別企画展の入館料が別途必要です。
その他 昼食は各自でご用意ください。
送付・問合せ先
〒729-6216 三次市小田幸町122 ℡0824-66-2881
広島県立歴史民俗資料館内 みよし風土記の丘友の会 探訪会係
以上が、みよし風土記の丘友の会からの案内内容でした。
全国最古級の石器の可能性を持つ三次市西酒屋町・下本谷遺跡、同様の時期に位置づけられる三次市三良坂町・宮風呂遺跡の現地見学。そしてまさに現在、発掘調査が繰り広げられている和知白鳥遺跡の現地見学ができる。
これだけの充実した見学内容に加え、展示担当者であり、当研究会代表の三枝健二による小講演や展示解説も行われるという充実ぶり!
申込締切日が迫っておりますが、当研究会発行の『下本谷遺跡の基礎的研究』を執筆・編集した三枝が、探訪会全体に随行するとのことですから、これはもう、問合せだけでもしてみる価値はあるのではないでしょうか?
なお、この探訪会は、みよし風土記の丘友の会の会員の方が優先的に参加できるようですよ。もし、入会されていない方で参加希望の方は、これを機に、みよし風土記の丘友の会へ入会されてはいかがでしょうか。個人会員の場合、たしか年会費1,500円ですから格安です!!それでいて、情報提供の頻度も多く、会報の発行も行われていますよ。(ただし、詳しくは友の会にお聞きくださいね・・・)
この探訪会、かなり興味深く、おもしろい話が聞けると思いますよ。
あー!! しまった!!! 私、申し込むのを忘れていました!!!!
急いで申し込まなきゃ・・・
広島県立歴史民俗資料館・特別企画展のお知らせ~その3~
先週金曜日開幕した広島県立歴史民俗資料館・特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」の情報を連日お届けしておりますが、今回からは、展示会の関連行事等について連載してまいりたいと思います。
文化の秋、歴史の秋、行楽の秋・・・みなさまには、それぞれのスタイルの秋があると思いますが、この秋の予定に、これから連載する関連行事を加えてみてはいかがでしょうか?
今回特集するのは、文化財講座です。
文化財講座は、広島県立歴史民俗資料館にて、毎年考古学や民俗学、歴史学において、その道のエキスパートである講師をお招きし、講演していただくという企画で30年近く続く歴史ある講座のようです。
その講座が、「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」展にあわせて、なんと2回行われます。
では、その2つの講演についてご紹介しましょう。
■文化財講座第5回
平成19年10月13日(土)開催
「人類の起源と日本人のルーツ」
講師:土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム(山口県下関市豊北町) 館長 松下孝幸さん
●広島県立歴史民俗資料館案内チラシより
人類は、今から数百万年前にアフリカ大陸で類人猿の仲間から分かれ、原人・旧人・新人へと進化しました。
この講演会では、それらの人類の進化の歩みを紹介します。また、北京原人などに代表されるアジアの原人から、後期旧石器時代の港川人や、弥生時代の日本列島への人の移動などを通して、日本人のルーツに迫ります。
全国的にも最古級の三次市下本谷遺跡のある広島県に、いつごろどんな人がやって来たのか興味は尽くせません。皆さんぜひご参加ください。
■文化財講座第6回
平成19年11月10日(土)開催
「日本旧石器文化の現状と課題-鈴木遺跡と下本谷遺跡から-」
講師:國學院大學栃木短期大学(栃木県) 学芸員 戸田正勝さん
●広島県立歴史民俗資料館案内チラシより
日本列島の旧石器時代研究は、火山灰の研究が盛んな関東地方で最も進んでいます。この講演会では、南関東の中心的な遺跡である鈴木遺跡の調査と報告を担当し、関東地域の旧石器文化の成立を研究されておられる戸田先生に、日本の旧石器研究の現状と課題をご講演いただきます。
また関東地域の際古希の石器群と比べると、下本谷遺跡の石器がどのような文化に属するのか、などについてもお話いただきます。
三次と広島県の歴史の始まりについてのお話がうかがえますので、皆さんぜひご参加ください。
なお、上記2回の講演に関しての会場・参加費等の詳細は下記をご参照ください。
開催時間:午後2時~4時
会場:広島県立歴史民俗資料館 研修室
申込方法:当日受付
参加費:200円(資料代)
※お問合せは広島県立歴史民俗資料館にお願いします。
〒729-6216 広島県三次市小田幸町122
℡0824-66-2881
『下本谷遺跡の基礎的研究』好評発売中!!
当研究会が編集・発行した『下本谷遺跡の基礎的研究』は、好評発売中です。
広島県立歴史民俗資料館の特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」にも今回の報告書内でとりあげたナイフ形石器等、日本列島における旧石器時代の歴史を再考させるような資料が掲載されております。
旧石器時代を研究しておられる研究者の方や、歴史ファン、地元三次・庄原市民のみなさま方などなど・・・。ぜひこの機にご購入していただけましたら幸いです。
なお、限定部数で印刷しておりますので数には限りがあります。お早目のご購入をあわせてお勧めいたします。
ちなみにご購入方法の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
→→→『下本谷遺跡の基礎的研究』刊行のご案内(2007年8月13日当研究会ブログ記事より)
2007年10月7日日曜日
「最古の狩人を求めて」展 新聞記事に載る
なお、それぞれの新聞社のHP内にも掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
しかし、ナウマンゾウの骨格標本は、迫力ありますねぇ~!!
2007年10月6日付 中国新聞より(HP地域ニュース内)
→「三次の旧石器文化展始まる」
2007年10月6日付 毎日新聞広島版より(HPより)
→特別企画展:「最古の狩人を求めて」 三次・県立歴史民俗資料館で開幕 /広島
2007年10月5日金曜日
いよいよ今日オープン!!!!!「最古の狩人を求めて」展
広島県立歴史民俗資料館にて開催される特別企画展「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」がオープンします。
日本の旧石器時代の見方が変わるかもしれない....
みなさん、ぜひぜひ一度ご来館ください。
入館料
一般:500円(400円) 高校生・大学生:380円(300円) 小学生・中学生250円(200円)
※( )内は20名以上の団体 常設展も見学可能 (11月3日は入館無料です)
開館時間 午前9時から午後5時(ただし 入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし、10月8日は開館します)
2007年10月4日木曜日
広島県立歴史民俗資料館・特別企画展のお知らせ~その2~
さてさて、連日お送りしております広島県立歴史民俗資料館特別企画展「最古の狩人を求めてー中国山地と三次の旧石器文化ー」ですが、いよいよ明日の開催に迫りました。
そこで今回は、主に展示される資料についてご紹介したいと思います。
第1章 人類の発達と旧石器文化
人類複顔模型 広島県立歴史博物館蔵
猿人~新人頭骨化石(複製) 鮮新世~更新世 広島県立歴史博物館蔵
オルドヴァイ文化の石器 前期旧石器時代 広島大学考古学研究室・広島県立歴史博物館蔵
アシュール文化の石器 前期旧石器時代 広島県立歴史博物館蔵
周口店の石器(複製) 前期旧石器時代 明治大学博物館蔵
ムスティエ文化の石器 中期旧石器時代 広島県立歴史博物館蔵
丁村の石器 中期旧石器時代 野尻湖ナウマン象博物館蔵
石壮里の石器(複製) 中期旧石器時代 明治大学博物館蔵
県内の後期旧石器 後期旧石器時代 個人蔵
第2章 氷河期の動物と石の道具
ナウマンゾウ全身骨格(複製) 更新世 三重県立博物館蔵
ナウマンゾウ下顎骨化石 更新世 広島県立歴史博物館蔵
ナウマンゾウ・トウヨウゾウ・ニホンムカシジカ化石類 更新世 倉敷市立自然史博物館蔵
県内の旧石器類 後期旧石器時代 広島県教育委員会・北広島町教育委員会・個人蔵
第3章 日本の旧石器文化
史跡岩宿遺跡出土の石器類 後期旧石器時代 明治大学博物館蔵(重要文化財)
鈴木遺跡の石器類 後期旧石器時代 小平市教育委員会蔵
仲町遺跡出土の石器類 後期旧石器時代 信濃町教育委員会蔵
竹佐仲原遺跡出土の石器類 ~後期旧石器時代 長野県埋蔵文化財センター
立が鼻遺跡出土の石器類(複製) ~後期旧石器時代 野尻湖ナウマンゾウ博物館蔵
宮田山遺跡の石器類 後期旧石器時代 個人蔵
井島遺跡出土の石器類 後期旧石器時代 岡山理科大学蔵
瀬戸内海沿岸地域の石器 後期旧石器時代 当館・個人蔵
翠鳥園遺跡出土の石器類と石器群剥取り模型 後期旧石器時代 羽曳野市教育委員会蔵
第4章 中国山地と三次の旧石器文化
下本谷遺跡出土の石器・礫 後期旧石器時代 三次市教育委員会・広島県教育委員会蔵
原田遺跡礫群剥取り 後期旧石器時代 島根県教育庁埋蔵文化財調査センター蔵
野原遺跡群風早A地点出土の石器 後期旧石器時代 岡山県古代吉備文化財センター蔵
恩原2遺跡出土の石器 後期旧石器時代 岡山大学考古学研究室蔵
戸谷遺跡出土の石器 後期旧石器時代 岡山理科大学蔵
小林河原遺跡出土の石器 後期旧石器時代 岡山理科大学蔵
県内(備後地域)の石器など 後期旧石器時代 広島県教育委員会蔵ほか
県内(安芸地域)の石器 後期旧石器時代 広島県教育委員会蔵ほか
おわりに
綾羅木遺跡の石器 下関市立考古博物館蔵
世羅町風呂元の偽石器 個人蔵
さて、非常に中身の濃い展示会であることが、これらの展示資料からも伺えますね。このほかにも多くの資料が展示されるようです。なお、期間中に展示替えを行う場合もあるとのことです。
ところで、ここ広島県三次市は、毎年この時期になると早朝から深い霧に包まれ雲海の街として知られています。そんな霧が晴れるが如く、三次の、いや日本の旧石器文化が解き明かされるかもしれない。
皆さんどうぞ、歴史の証人となるべくこの展示会に足をお運びください。
2007年10月2日火曜日
広島県立歴史民俗資料館・特別企画展のおしらせ~その1~
三次旧石器文化研究会よりお知らせします。
このブログ内でもすでにご案内しておりますように、広島県立歴史民俗資料館では、
特別企画展『最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-』
がいよいよ今週10月5日金曜日より開催されます。
そこで、この展示会を応援する当研究会のプロジェクト第2弾としまして、今回は、展示の内容についてご案内してみたいと思います。
【展示構成】
この展示会では、旧石器時代における人類の発展過程や、日本における旧石器時代の文化、そして、中国山地と三次の旧石器文化について、大きく4つの「章」に分けて紹介するという構成になっています。ちなみに下記文章はについては、同展示会のチラシより転載させていただきました。
●第1章 人類の発達と旧石器文化
猿人から新人に至る人類の発展を、複顔模型や頭骨化石(複製)と、前期旧石器・中期旧石器・後期旧石器などの石器から段階ごとに展示します。
●第2章 氷河期の動物と石の道具
旧石器時代の狩の対象であったナウマン像の全身骨格(複製)やニホンムカシジカなどの動物化石類と、当時の代表的な石器であるナイフ形石器や槍先形尖頭器・彫刻刀形石器などを紹介します。
●第3章 日本の旧石器文化
日本国内で初めて旧石器文化の存在が確認された史跡岩宿遺跡の石器(国重要文化財)をはじ め、南関東の石器の変遷や、国内最古級とも考えられる関東・中部地方の石器などと、瀬戸内海の 沿岸地域で発達した石器や変遷も紹介します。
●第4章 中国山地と三次の旧石器文化
発掘調査によって国内最古級と報道された下本谷遺跡を中心に、中国山地の代表的な旧石器時 代遺跡の石器を紹介します。また、三次~庄原地域の旧石器類をはじめ、安芸地域と備後地域に分 けて県内の主な旧石器類を展示します。
といった塩梅に大変中身の濃い内容であり、われわれ日本列島に住む人間たちのルーツを垣間見ることの出来る展示会となるのではないかと、わくわくしております。
特に最後の第4章では、われわれ三次旧石器文化研究会も関わった下本谷遺跡についても大きく取り上げられるようです。
次回は主に展示される展示物についてご紹介したいと考えております。
2007年9月27日木曜日
広島県立歴史民俗資料館・特別企画展のおしらせ~プロローグ~
今後当研究会としても、この展示会を影ながらではありますが、応援すべくこのブログ内にて、情報の提供を行っていく計画です。
2007年9月11日火曜日
広報みよし9月号に情報掲載される!(続報)
下記の文字をクリックしてご覧ください。なお、PDF形式での掲載となっています。
↓↓↓
『広報みよし』9月号 (7.32MB)
広報みよし9月号に情報掲載される!
また、市外の方には近々三次市のホームページ内で広報誌の閲覧が可能になると思われます。
その際には、またこのホームページ内で情報をお伝えします。
2007年9月5日水曜日
講演会のお知らせ
来る9月15日(土)、当研究会代表で広島県立歴史民俗資料館主任学芸員の三枝健二が、「下本谷遺跡はどれほど古いか」と題し、講演を行います。
なお、この講演会は、三次地方史研究会9月の定例会講演として行われるものです。
日時:2007年9月15日(土)午後2時~
会場:三次市生涯学習センター (左の文字をクリック!地図が表示されます)
演題:「下本谷遺跡はどれほど古いか」
参加は自由です。なお当日は、当研究会が編集・発行しております『下本谷遺跡の基礎的研究』も販売する予定です。
みなさま方のご参加お待ちしております。
2007年8月16日木曜日
中国新聞に当研究会に関する記事が掲載されました。
中国新聞のHPでも、その一部が紹介されていますのでご覧になってみてください。
下本谷遺跡の評価高まる(中国新聞)
2007年8月13日月曜日
『下本谷遺跡の基礎的研究』刊行のご案内
本書は、広島県北部の三次市西酒屋町に所在する、後期旧石器時代初頭の石器群にかかる基礎的な研究報告で、当研究会の三枝健二が執筆・編集したものです。
当遺跡では、後期旧石器時代最古期と考えられるユニットから、ナイフ形石器・鋸歯縁状石器・彫刻刀形石器・掻器・削器・錐形石器・石斧・剥片・石核と礫などが出土しました。
本書では、この中から主要な出土遺物である石器・剥片・石核類など76点を収録しております。
三次地域のみならず、日本の旧石器時代を考えるうえでも重要な報告書となっております。ぜひ、この機会にご購入をお勧めいたします。
本文 39ページ,図版11ページ
販売価格 1冊 1,000円(送料別途必要)
編集・発行 三次旧石器文化研究会
〒728-0011 広島県三次市十日市西2-6-5国広アパート6号(三枝健二方)
(購入方法について)
本書のご購入は、直接ご購入の場合を除き、郵便振替でお願いいたします。
郵便振替口座 01370-2-63214 三次旧石器文化研究会
※販売価格は1冊1,000円です。
※送料は手数料込みで次のとおりです。
1冊 100円
2~3冊 200円
4冊以上の場合の送料は、着払いとさせていただきます。
郵便振替用紙の通信欄に、ご住所・お名前・電話番号・ご希望冊数をご記入のうえ、代金 (冊数分と送料【ただし着払いの場合の送料は不要】)を上記郵便振替口座にご入金ください。
なお、入金確認後、発送までに2週間以上かかる場合もあります。予めご了承ください。
2007年8月11日土曜日
広島県三次市にて旧石器展開催予定!!
広島県三次市小田幸町にある広島県立歴史民俗資料館(広島県立みよし風土記の丘)では、
平成19年10月5日(金)~11月18日(日)まで
平成19年度特別企画展
「最古の狩人を求めて-中国山地と三次の旧石器文化-」
が開催されます。
三次盆地には,中国地方最古で全国的にも最古級と位置づけられている下本谷遺跡があります。これに関しては、当研究会でも『下本谷遺跡の基礎的研究』として最新資料を報告したところです。
今回の展示会では,この下本谷遺跡の出土遺物を中心として,群馬県岩宿遺跡や長野県竹佐中原遺跡・大阪府翠鳥園遺跡など全国の主な旧跡時代の資料を集め,中国山地と三次の旧石器文化のルーツを考えるそうです。
また,同時に100万年以上前のアフリカの前期旧石器(実物)や,化石人類の頭骨・ナウマン象全身骨格標本(複製)をはじめ,瀬戸内海から見つかったナウマン象や鹿類の化石なども展示し,当時の狩猟のようすなども紹介するとのこと。
旧石器時代ファンのみならず、わが国でも最古級と位置づけられる下本谷遺跡など,今回の展示会は非常に楽しみですね☆
当研究会のこのブログでも、逐次情報を発信してまいりますのでご覧ください。
◎展示期間
平成19年10月5日(金)~11月18日(日)
◎展示会場
広島県立歴史民俗資料館 企画展示室
◎関連行事
◆記念講演会①
日時:平成19年10月13日(土)14:00~16:00
演題:「人類の起源と日本人のルーツ」
講師:土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム 館長 松下孝幸氏
◆記念講演会②
日時:平成19年11月10日(土)14:00~16:00
演題:「日本旧石器文化の現状と課題-鈴木遺跡と下本谷遺跡から-」
講師:國學院大學栃木短期大学 学芸員 戸田正勝氏
◆体験教室
日時:平成19年10月20日(土)10:00~12:00
「打製石器をつくろう」
◆展示解説会平成19年10月7・21日,11月11・18日(日)13:00~14:00
解説:広島県立歴史民俗資料館 主任学芸員 三枝健二氏
◎入館料
一 般 500円(400円)
高校・大学生 380円(300円)
小・中学生 250円(200円)
※( )内は20名以上の団体
11月3日は無料
ひろしま教育ウィーク(11月1日~7日)期間中は,小・中・高校生は無料
2007年8月10日金曜日
ホームページ開設のお知らせ
当研究会からのお知らせや、研究・活動の情報などを中心に広く情報を発信していきたいと考えています。
ホームページアドレス
http://miyoshikyusekki.blogspot.com/